2021-01-26

【住職】大岩山毘沙門天(多聞院最勝寺)の護摩行

こんにちは。

足利市にある大岩山毘沙門天。
この名前でピンとこない人でも『悪口(あくたい)祭り』のお寺と聞けばわかる人が多いでしょう。
江戸時代から伝わるともいわれる足利の誇る奇祭です。

今回はそのご住職の朝のお勤めの風景です。

撮影したのは12月上旬。夜も明けきらぬ朝5:30。
階段の下で一礼し本堂を目指します。

暗がりの中浮かび上がる本堂。

法螺貝の音が山に響き渡ります。

始め小さかった炎は次第に大きくなり1m近くにもなります。

炎は見る者によっていろいろな形に姿を変える。

1時間以上にも及ぶ朝のお勤め。
だんだんと空が明るくなってきました。

護摩の煙が部屋を包みます。

力強く打ち鳴らされる太鼓。

開始から1時間半くらい経ったでしょうか。
祈祷を終え再び着替えます。

シワにならないよう丁寧にたたみます。

終わったらそのままということはもちろんなく、翌日のために掃除や補充を行います。

年末に備えて少しづつ準備も始まっているとのこと。

本堂は標高417mの大岩山の少し下辺りにあります(300m付近?)

まだ少し紅葉が残っていました。

ここで一旦山を降ります。
今回は護摩メインの撮影となりましたが、お寺の管理や掃除、運営など業務内容は多岐に渡ります。

一礼。


多聞院最勝寺の歴史は745年にまで遡るとのことで、現在に至るまで何度も焼失と再建を繰り返しているそうです。

ご住職はお勤めの様子を毎朝Facebookで配信されています。
毘沙門天は疫病を祓い無病息災を願う神という一面もあり、コロナ終息の祈りをリアルタイムで皆様にお届けしています。

普段目にする機会の少ない光景を見れたことで、大袈裟かもしれませんが自分の世界が広がったような感覚になりました。
いつものルーティンでは決して踏み入ることの出来ない場所やシーン。
そこには新たな気づきや出会いが待っているかもしれません。

フリーランスのフォトグラファー にならなければ立ち会えなかったであろう瞬間に出会えた時、自分の決断に少し自信が持てます。
そういう経験を積み重ねて、技術と心を磨いていきたいです。

撮影場所:大岩山毘沙門天(多聞院最勝寺)

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