2021-01-24

【取材撮影】キタナカモールのタープテントができるまで(前編)

こんにちは。
今回は足利市の北仲通りで開催された「キタナカモール vol.0」で使用されたタープテントの制作風景を前中後編に分けてお伝えします。

まずは前編(話し合い編)です。


本企画の主催は『北仲ミッドタウン商店会』
地域のイベントを積極的に企画し、街を元気にしようと日夜頑張っているアツい大人たちです。

そのイベントの一つである「キタナカモール」のシンボルとなるタープテントの絵を担当するのが、足利・佐野で造形教室をしている『アトリエmado』さん。

屋外でみんなが飲んだり食べたりしながら憩う、それにピッタリな絵とはどんなものか。三木先生と生徒さん・親御さんが集まり作戦会議スタートです。

まずは実際の会場を視察。

「当日はここにテントが・・・」

「グワーっと建つんです」と、身振り手振りで説明する先生。
この写真、じわじわくるものがあります(笑)

テントの設計をされる『カキノミファームアーキテクツ』さんからも実際のサイズ感を教えてもらいます。

大きさのイメージを掴んだら今度は室内で絵の方向性を決めます。

いよいよ案出し。紙に思いついたワードを書き込んでいきます。
テントは4台並び、それぞれの側面と天井部分の計8枚に描かなければなりません。

次々とアイデアが出てきます。僕なら一文字も書けずに終わりそうなところです。

アイデアに詰まったときは親子で協力して知恵を絞ります。

ある程度出揃ったら似ているキーワードを分ける作業。

これはこっち、あれはこっち。

眠たい目を擦りながらも頑張る。

それぞれの思うイメージをみんなに伝えます。

時には具体的な参考画像で説明し合ったり。
ちなみにこの男の子と女の子が着ているTシャツは本人のデザイン。
紛れもないアーティスト。

ここで北仲ミッドタウン商店会会長の登場。
様子を見にきてくれました!

こんなにたくさんの意見が飛び出しました。
今日のメンバーは年齢も様々とのことですが、物怖じしたりせず意見がガンガン出てくるのがすごい。

ここでちょっと休憩。腹が減っては戦ができぬ。
昔の人は良いことを言うものです。

和みますね〜。

腹ごしらえが済んだらもう一踏ん張り。
最終的なまとめに入ります。

天井部分は、飛ぶものや星や太陽などの空にあるものを描き、
歩道から見える側面部分には、4枚の紙が繋がって見えるように道を描いて、その周りを自由な絵で彩ることになりました。


コンセプト段階から子どもたちと一緒に始めたいと聞いたとき、きっとそれこそアトリエmadoの基本方針の現れなのだと思いました。大人が全て用意するのではなく、可能な限り自身の手で。
それは三木先生の大事にされている部分でもあるのだと思います。

僕も取材するなら結果だけでなくできる限り過程も見たいという気持ちがあるので、なんとなく共感できる部分があります。

「子どもらしさ」と言うのはすごく便利な言葉で聞こえがよいものです。
子どもらしくて良いねと言っておけば、なんか良い感じに聞こえます。

ですが、少なくともアトリエmadoは子供・大人と言う概念ではなく、一人一人をしっかり一人のアーティストとして捉え、個人の裁量に任せて制作のお手伝いをするという印象を受けました。

私が密着取材しようと思えたのは、そういうスタンスに惹かれたからかもしれません。

中編に続く。

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