2021-01-24

大宮神社・市原 / 七五三レポート

こんにちは。
今回はフリーランスになると決める何ヶ月も前からお声掛けいただいていた、七五三撮影の様子をお届けします。

朝9時撮影スタート。
私は日常撮影推しカメラマンなので、ハレの日の撮影であっても基本方針はそのまま。ハレの日という特別な日でも、その家族らしさを掬い取っていきたいです。

本日の主役ちゃん。心なしかそわそわ。

1歳になる妹ちゃんは最近完成したばかりのウッドデッキを走りまわって元気いっぱい。

美容室ではなく髪はママが結ってくれます。日本髪にしたいというママの希望もあり事前に練習もしてくれました。
実は撮影の開始は当初9時30分からの予定でしたが、事前に練習した感じだと結うのに時間がかかるので、もっと早めに来たほうが良さそうということで撮影を早めました。

画像7

時間に対する融通が効きやすいのも、個人でやっているカメラマンのメリットです◎

静かに髪を結われる。やはり女の子、おしゃれに真剣です!

お姉ちゃんが準備している間、妹ちゃんはパパやおばあちゃんが遊んでくれます。

着替える前のトイレ確認。一度着たら着直すのが大変なのでとても大切です。

お姉ちゃんの着付けを見守る。

このお着物はママのいとこから代々着ている物で、今回で8人目とのこと。
今まで袖を通してきたみんなの思いを受け継いだ大切な着物です。

慣れない足袋も履いて準備万端。
妹ちゃんの着替えも終わったところで時間が少しあったので家の中で記念撮影。

お家から準備の時はなるべく部屋での記念撮影もご提案するようにしています。散らかっているからちょっと・・・と思うかもしれませんが、場所というのは思い出を蘇らせる大切な要素だと考えています。
むしろ写っている情報量が多いほど後からその写真を通して多くの思い出を語るきっかけになると思います。

出発まで待てずソファで大はしゃぎ。着崩れなんて何のその。
そこがまたいい!けど、ママにとってはせっかく綺麗に着せたのにってなりますよね(笑)

最近小さいお子さんを撮る機会も多いですが、とても引き込まれる表情をすることがあります。

玄関で待機の図。これもお家撮影ならでは

合流した叔母さまにメイクしてもらう予定でしたが、口紅を全力で拒否。理想通りにいかないのが七五三。それもまた思い出です。

ご機嫌かと思いきや・・・

号泣!このジェットコースターのような感じもきっと今だから感じられる大切な時間。

この写真とても好きです。姉妹で足の角度が一緒なのがいい感じ。

朝から慣れない着物で疲労も溜まってきたことでしょう。
お待ちかねのご飯です!

会食前にパシャリ!記念撮影前後のこの感じがたまらなく良いです。
こういうシーンをたくさん残してあげたい。

でもしっかりしたショットももちろん大切。
妹ちゃんはカメラに飽きましたね(笑)
ここでお時間となり私は撤収。

パパママにとっても初めての七五三。
撮影含めて思い出になっていたら嬉しいです。]


フリーになってから撮る七五三は、このご家族が最初でした。
私の撮影スタイルを理解し、尊重してくださいました。
当日もいつもと同じように過ごしてくれ、私自身リラックスして撮影できました。ありがとうございました!
良い意味で私のことを放っておいてくれる。カメラマンを空気扱いしてくれる。それは裏を返せば任せてくれているということです。

世の中七五三はたくさんあれど、お客様の七五三は毎回その時だけのかけがえのないものです。その瞬間に立ち会わせていただける意味と責任を、毎回噛み締めて臨みたいと思いました。

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